2013-02-05

Alterspace-目的とねらいなど

Alterspaceの意図

極寒の仁川でひとり机上で盛り上がり、場所を持たずにオルタナティブ・スペースの先を行く、と決意したのは単なる盛り上がりだけではない自分の問いがあります。また、これまで行って来た自身の展覧会の企画の次のステップを考えています。
2014年1月にアサヒ・アートスクエアでAlterspaceは始まるので、今は妄想したり準備をしたり、ボルヘスを読んだりしています。あと荒川修作のサインを眺めたりしてニヤニヤしたりもしています。なんでかというと「詩の建築」と書いてあって、学生のときサインしてもらったのですが、詩で建築が建てられないか考えてるんだ、キミはどぅ思う?と聞かれたのです。そのときは「?!」としか思いませんでした。でも、展覧会という時間が点在するような試みが可能な形式なら「言葉」によって作られた独創的なボルヘスの図書館のような空間ができるんじゃないかな、ドラえもんの四次元ポケットやどこでもドアのような場をしかけることができるんじゃないかと思っています。それはもはや、展覧会ではないかもしれない、誰も把握できないから。
できれば10年くらい続けたいです。そしてオルタナティブ・スペースという名称のように「オルタースペース」という名称が世間に浸透した頃にそれを投げ捨てる勇気を持ちたいです。

予定:
2014年1月11日〜2月3日までアサヒ・アートスペース、他、にて開催します。
そのあと、断続的に開催を熱望しています。

目的:
・既存のアートの制度(展覧会という形式、オルタナティブ・スペースという在り方)をもう一度よく考える。
・シリーズで行って来た展覧会の限界=展覧会が終わると解散するという在り方、を感じて、継続した対話を行える場としたい。
・海外のアーティストやスペースとの恒常的に繋がる。お金も場所も無くても関係を持続する方法を模索する。

実際なにをやるか
・ミニマム/マキシマムな空間—実はアサヒ・アートスクエア以外の方がおもしろい、というしかけをつくる。
・既存の継続した新しい活動との連携—アーティストの新しい作品発表の試みに出張を依頼。
・東アジアー中国・韓国・日本の対話ーまじめ。
・参加アーティストや参加してもらう団体などの紹介は一気に2013年10月を目指しています。

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